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ささやななえ『化粧曼荼羅』-恐怖は日常のすぐ隣に紛れ込んでいるのかもしれない

前回(「ささやななえ『霊送の島』-民俗学テイストのホラー」)に引き続き、ささやななえ(現在は、ささやななえこに改名)先生の『化粧曼荼羅』を読み返し。管理人が持っている、あすかコミックスは、前後編の2冊セット。『化粧曼荼羅』の他、『オシラ…
詳細を見る小林薫『強制除霊師・斎 女系家族』-呪われた家/婚家に次々と不幸が襲う

前回に引き続き、『強制除霊師・斎』シリーズ『女系家族』読了。実在のドSな霊媒師、”斎”シリーズ。作者は、小林薫先生。この斎さん、霊能力はメチャ高く、聞き分けのない霊は問答無用で、強制除霊。超クールでカッコよく、だけど、猫には…
詳細を見る猫十字社『小さなお茶会 完全版』-甘いおとぎ話の中に、時折ビターな真実のかけらが顔を出す

『小さなお茶会 完全版』を読み返し。子どもの頃、『花とゆめ』を毎月欠かさず買っていた。当時、大好きなマンガが勢ぞろいしていて、『小さなお茶会』は、その中のひとつ。主人公は、可愛らしい白猫の奥さん「ぷりん」と、そのダンナさん猫で、…
詳細を見る今井大輔『ヒル』―家を持たずヒルのように寄生して暮らす者たち

『ヒル』読了。作者は、今井大輔先生。主人公は、佐倉葉子。物語は、通勤ラッシュに向かう人々とは、逆方向へ向かう葉子の姿から始まる。アパートからOLが出かけるのを確認した葉子は、ドア越しに、電気メーターが回ってないか、生活音…
詳細を見る忠津陽子の『三月の庭から』-弟を殺された兄の復讐譚

忠津陽子先生の『三月の庭から』読了。初出は、昭和53年の『lala』。今では相当手に入りにくい本だと思われます。フリマアプリにもなかなか出てこないので、多分相当レア本。忠津先生が活躍していた掲載紙と、子どもの頃読んでいた…
詳細を見るブログ始めました。多分、マンガのこと書きます

はじめまして。管理人のオリーブと申します。故さくらももこ先生と同年代なので、もうばりばりのシニアですが、やめられないのがマンガ。以前は、マンガ? もちろん紙媒体一択でしょ。紙の質感、めくる喜びは何…
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