カテゴリー:マンガ
沖田×華『不浄を拭うひと』-表現の幅が広くて、読者を魅了してやまない

前々回(『潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病』)、前回(『汚部屋掃除人が語る 命が危ない部屋』)と、ゴミ屋敷、特殊清掃についての本をとりあげたが、特殊清掃といえば、こちらも外せない『不浄を拭うひと』について書いてみたい。作者は、…
詳細を見るおがたちえ『汚部屋掃除人が語る 命が危ない部屋』-超ド級の汚部屋エピソードが満載

前回の(『潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病』)に引き続き、ゴミ屋敷のお話。前回はノンフィクションの文章でしたが、こちらは コミックエッセイ。ゴミ屋敷片付け・特殊清掃専門会社「まごのて」のみなみさんの体験を元に、漫画家のおが…
詳細を見るささやななえ『化粧曼荼羅』-恐怖は日常のすぐ隣に紛れ込んでいるのかもしれない

前回(「ささやななえ『霊送の島』-民俗学テイストのホラー」)に引き続き、ささやななえ(現在は、ささやななえこに改名)先生の『化粧曼荼羅』を読み返し。管理人が持っている、あすかコミックスは、前後編の2冊セット。『化粧曼荼羅』の他、『オシラ…
詳細を見るささやななえ『霊送の島』-民俗学テイストのホラー

ささやななえ先生の『霊送の島』を読み返し。読み方は、「れいそう」ではなく「たまおくり」の島。今は、ささやななえこにお名前が変わっているが、以前は、ささやななえのお名前で書いていらして、その時代のマンガ。あすかコミックスの初出は、…
詳細を見るたつき諒『私が見た未来 完全版』-夢日記に描かれた予知夢の内容とは!?

『私が見た未来 完全版』読了。作者は、たつき諒先生。センセーションを巻き起こした一冊なので、ご存じの方も多いと思われる。一応経緯を書くと、1999年に出版された『私が見た未来』の表紙の一部に、「大災害は2011年3月」と書か…
詳細を見る小林薫『強制除霊師・斎 女系家族』-呪われた家/婚家に次々と不幸が襲う

前回に引き続き、『強制除霊師・斎』シリーズ『女系家族』読了。実在のドSな霊媒師、”斎”シリーズ。作者は、小林薫先生。この斎さん、霊能力はメチャ高く、聞き分けのない霊は問答無用で、強制除霊。超クールでカッコよく、だけど、猫には…
詳細を見る小林薫『強制除霊師・斎』-聞き分けのない霊は問答無用で、強制除霊。超クールでドSな霊媒師

『強制除霊師・斎』1巻から11巻まで読了。実在のドSな霊媒師、”斎”シリーズ。作者は、小林薫先生。この斎さん、霊能力はメチャ高く、聞き分けのない霊は問答無用で、強制除霊。超クールでカッコよく、だけど、猫には赤ちゃん言葉話しかける…
詳細を見る猫十字社『小さなお茶会 完全版』-甘いおとぎ話の中に、時折ビターな真実のかけらが顔を出す

『小さなお茶会 完全版』を読み返し。子どもの頃、『花とゆめ』を毎月欠かさず買っていた。当時、大好きなマンガが勢ぞろいしていて、『小さなお茶会』は、その中のひとつ。主人公は、可愛らしい白猫の奥さん「ぷりん」と、そのダンナさん猫で、…
詳細を見る今井大輔『ヒル』―家を持たずヒルのように寄生して暮らす者たち

『ヒル』読了。作者は、今井大輔先生。主人公は、佐倉葉子。物語は、通勤ラッシュに向かう人々とは、逆方向へ向かう葉子の姿から始まる。アパートからOLが出かけるのを確認した葉子は、ドア越しに、電気メーターが回ってないか、生活音…
詳細を見る忠津陽子の『三月の庭から』-弟を殺された兄の復讐譚

忠津陽子先生の『三月の庭から』読了。初出は、昭和53年の『lala』。今では相当手に入りにくい本だと思われます。フリマアプリにもなかなか出てこないので、多分相当レア本。忠津先生が活躍していた掲載紙と、子どもの頃読んでいた…
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