カテゴリー:マンガ
楳図かずお『漂流教室』-極限状態で繰り広げられる子どもたちの人間ドラマ

楳図かずお先生の『漂流教室』を再読。以前に読んでいるので、結末は知っているのだが、マンガアプリの「さんでーうぇぶり」で、隙間時間に読み始めたらとまらなくなり、毎日少しずつ読み進め、結局最終話まで読んでしまった。ドラマ化もされたの…
詳細を見る和田慎二『大逃亡』-『スケバン刑事』の原点ともいうべきアクションマンガ

今日は、和田慎二先生の『大逃亡』を再読。手元にあるマーガレットコミックスの初出は、昭和49年の『別冊マーガレット』になっている。和田先生は、子どもの頃大好きだった漫画家。『銀色の髪の亜里沙』『超少女明日香』『スケバン刑事』『…
詳細を見るたちいりハルコ『ピコラ・ピコラ』-おバカだけど愛嬌があって憎めない巨大インコ、ピコラ

たちいりハルコ先生のギャクマンガ『ピコラ・ピコラ』を再読。とは言っても、手元にあるのは、フラワーコミックス3巻と5巻のみ。初版は、3巻が昭和55年、5巻が57年になっている。管理人が子どもの頃、絶大な人気があった『ピコラ・ピコラ…
詳細を見る流水りんこ『オカルト万華鏡 アナタもワタシも知らない世界』-様々なオカルティックテーマを検証

流水りんこ先生の『オカルト万華鏡』を再読。オカルティック、スピリチュアルな不思議な世界をテーマ毎に掘り下げ、検証していく全5巻シリーズのコミックエッセイ。サブタイトルが「アナタもワタシも知らない世界」となっているように、流水…
詳細を見るしまだ『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』-ママの真実の姿に戦慄

昨日は、たもさん先生のコミックエッセイ『カルト宗教信じてました。』を紹介したが、二世信者繋がりで、『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』を再読。作者は、しまだ先生。推しとは、人にすすめたいほ…
詳細を見るたもさん『カルト宗教信じてました。』-教団の内側にいた人しか描けない貴重な記録

昨日は『宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~』について紹介したが、カルトつながりで読み返したくなったので、今日は、たもさん先生のコミックエッセイ『カルト宗教信じてました。』を再読。表紙には、「え、神様っていないの?」というコピ…
詳細を見る酒川郁子『宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~』-破壊的カルトに取り込まれる恐怖

『宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~』を読んだ。作者は酒川郁子先生。連載は、デジタルコミック誌 『ダークネスな女たち』で続いていて、完結していないが、第8話まで読んだ感想。カルト教団『讃燦会』が占拠する村に、身分を隠…
詳細を見る美内すずえ『宇宙神霊記 霊界からのメッセージ』-霊的に目覚める過程が一冊に凝縮

美内すずえ先生の『宇宙神霊記』読了。ずっと読みたいと思いながら読めてなかったけれど、この度やっと手に入れることができた。学習研究社、1991年4月初版発行となっている。美内先生が霊的に目覚める過程が、凝縮された一冊。繰り…
詳細を見る美内すずえ『魔女メディア』-「血の伯爵夫人」エリザベート・バートリをモデルとしたホラー

何十年来の『ガラスの仮面』ファンなのだが、現在は、長期休載中。50巻を読みたいと思いながら、早何年。美内先生、どうか続きを書いてくださいませ、と心の声が思わず出てしまう。ということで、昨日の『孔雀色のカナリア』に引き続き、美内先…
詳細を見る美内すずえ『孔雀色のカナリア』-誰かを演じることの悲劇

美内すずえ先生の『孔雀色のカナリア』再読。『ガラスの仮面』で有名な美内すずえ先生の初期作品。セブンティーン・コミックスを見ると、初出は1973年になっている。美内先生のスト―リーテラーとしての才能がいかんなく発揮された作…
詳細を見る