アーカイブ:2022年 6月
たちいりハルコ『ピコラ・ピコラ』-おバカだけど愛嬌があって憎めない巨大インコ、ピコラ

たちいりハルコ先生のギャクマンガ『ピコラ・ピコラ』を再読。とは言っても、手元にあるのは、フラワーコミックス3巻と5巻のみ。初版は、3巻が昭和55年、5巻が57年になっている。管理人が子どもの頃、絶大な人気があった『ピコラ・ピコラ…
詳細を見る流水りんこ『オカルト万華鏡 アナタもワタシも知らない世界』-様々なオカルティックテーマを検証

流水りんこ先生の『オカルト万華鏡』を再読。オカルティック、スピリチュアルな不思議な世界をテーマ毎に掘り下げ、検証していく全5巻シリーズのコミックエッセイ。サブタイトルが「アナタもワタシも知らない世界」となっているように、流水…
詳細を見るしまだ『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』-ママの真実の姿に戦慄

昨日は、たもさん先生のコミックエッセイ『カルト宗教信じてました。』を紹介したが、二世信者繋がりで、『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』を再読。作者は、しまだ先生。推しとは、人にすすめたいほ…
詳細を見るたもさん『カルト宗教信じてました。』-教団の内側にいた人しか描けない貴重な記録

昨日は『宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~』について紹介したが、カルトつながりで読み返したくなったので、今日は、たもさん先生のコミックエッセイ『カルト宗教信じてました。』を再読。表紙には、「え、神様っていないの?」というコピ…
詳細を見る酒川郁子『宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~』-破壊的カルトに取り込まれる恐怖

『宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~』を読んだ。作者は酒川郁子先生。連載は、デジタルコミック誌 『ダークネスな女たち』で続いていて、完結していないが、第8話まで読んだ感想。カルト教団『讃燦会』が占拠する村に、身分を隠…
詳細を見る美内すずえ『宇宙神霊記 霊界からのメッセージ』-霊的に目覚める過程が一冊に凝縮

美内すずえ先生の『宇宙神霊記』読了。ずっと読みたいと思いながら読めてなかったけれど、この度やっと手に入れることができた。学習研究社、1991年4月初版発行となっている。美内先生が霊的に目覚める過程が、凝縮された一冊。繰り…
詳細を見る美内すずえ『魔女メディア』-「血の伯爵夫人」エリザベート・バートリをモデルとしたホラー

何十年来の『ガラスの仮面』ファンなのだが、現在は、長期休載中。50巻を読みたいと思いながら、早何年。美内先生、どうか続きを書いてくださいませ、と心の声が思わず出てしまう。ということで、昨日の『孔雀色のカナリア』に引き続き、美内先…
詳細を見る美内すずえ『孔雀色のカナリア』-誰かを演じることの悲劇

美内すずえ先生の『孔雀色のカナリア』再読。『ガラスの仮面』で有名な美内すずえ先生の初期作品。セブンティーン・コミックスを見ると、初出は1973年になっている。美内先生のスト―リーテラーとしての才能がいかんなく発揮された作…
詳細を見る小川仁志『すっきりわかる! 超訳「哲学用語」事典』-超訳で哲学の素養がなくても納得

教養のために哲学書なるものを常々読んでみたいと思うのだが、哲学の世界は特殊用語が多すぎて、とっかかりがない。哲学の素養が全くないので、web検索してわかった気になっても、すぐ頭から抜けてしまう。哲学の訳本はもちろん、解説書でも、難解な用…
詳細を見る沖田×華『不浄を拭うひと』-表現の幅が広くて、読者を魅了してやまない

前々回(『潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病』)、前回(『汚部屋掃除人が語る 命が危ない部屋』)と、ゴミ屋敷、特殊清掃についての本をとりあげたが、特殊清掃といえば、こちらも外せない『不浄を拭うひと』について書いてみたい。作者は、…
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